TOPおもしろ健康コラム50>医者への謝礼金は本当に必要?

今からもう20年くらい前の話です。私の父は食道がんで、ある大学の付属病院に入院していました。放射線治療を行った上で、手術をすることになりました。

手術の日程が決まったとき、ある人から、執刀医に謝礼金を前金で渡した方がいいと教えてもらいました。今まで身内が大きな手術などしたことがなかった我が家では、そんなことは全く知識がありませでした。

私に謝礼金のことを教えてくれた人は、「医療ミスを防ごうと思ったら、お金しかない。」とまで言いました。実はその人、その大学病院で看護師をしている人でした。

私には初めての体験でしたが、この手の話しは実は珍しい話ではなく、全国至るところで耳にする話です。

まぁ、良識ある医師の立場から言えば、

「謝礼は不要。それで手術や治療に影響することなどありません。」

と言う話になります。

「知ってトクする病院のヒミツ」(イースト・プレス)と言う本によれば、医者への謝礼には相場なるものがあるらしい。担当医へは20万円程度、執刀医へは30万円程度だそうです。

私の場合、末期の食道がんと言う難しい手術でしたが、本に書かれた相場までは包みませんでした。私は謝礼を執刀医に渡したときのことを今でも鮮明に覚えています。

こんなことをして、失礼ではないのだろうか。受け取ってもらえなかったら、どうしよう。私はそんなことばかり考えていました。しかし、そんな心配は全く不要でした。執刀医に手術の説明を受けたとき、

「先生、父の手術を宜しくお願い致します。」

そう言いながら封筒に入れた謝礼を差し出すと、

「はい、分かりました。」

執刀医はそれだけ言うとさっと謝礼を受け取り、何事もなかったかのようにポケットに入れました。さも、日常のありふれたシーンのようでした。

少なくとも、私が見た感じは謝礼を受け取り慣れている、そんな感じがアリアリでした。

実際に、謝礼を渡したから手術がうまくいって、渡さないからうまくいかない、そんなことはないでしょう。そこまでは考えたくないです。

しかし、ああも簡単に、何事もなかったように受け取られると、患者が謝礼を渡すことが当たり前で、渡さない患者に対しては無作法だと思うのではないか・・・・そんなこともさえ考えます。

患者と執刀医と言う、圧倒的立場の強弱がはっきりした関係において、お金で少しでも助かる道が開けるなら・・・藁にもすがる思いは当然かも知れません。

あなたはどう思いますか?

ちなみに、私の父の手術は成功しました。

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