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青汁の材料として有名になった明日葉(あしたば)ですが、普段私たちが目にする機会はあまりありません。それは明日葉の生息地が限られているからです。いったい、明日葉とはどんな野菜なのでしょうか。ここではあなたに明日葉のスーパー野菜ぶりをご紹介しましょう。

1.明日葉はこんな野菜です

明日葉は青汁の材料としてテレビコマーシャルで紹介されていちやく有名になった野菜です。ケール、大麦若葉などと並んで青汁の材料としてよく使われています。

「今日葉を摘んでも明日にはまた新しい芽が出てくる。」ほどの生命力を持つと言われ、「明日葉」という名前がつけられたそうです。むろん、実際にはそこまでの生命力はありませんが、非常に豊富な栄養を持つ万能野菜であることは間違いありません。

明日葉はセリ科の植物で古来より日本原産の野菜です。伊豆諸島・伊豆半島・三浦半島および房総半島に古くから自生していました。ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富であり、私たちの免疫力を高めてくれます。その結果、いろんな病気の予防や症状の改善効果が期待できます。

八丈島の明日葉は背丈が2mほどまで高く伸び、全体に青っぽいそうです。これに比べて伊豆大島の明日葉は背丈が70cmから80cmほどで、色は多少赤っぽいそうです。このように明日葉は産地によってその形状が異なります。

2.明日葉の主な成分

明日葉の主な成分については下の表を参照して下さい。各種のビタミン、ミネラルが豊富で食物繊維もたっぷりあります。そして、最大の特徴は葉や茎に含まれる「カルコン」と呼ばれる黄色い色素です。

このカルコンは明日葉だけでなくホップや甘草などにも含まれています。専門的なことはよく知りませんが、化学的な構造の種類で言うと327種類が見つかっているそうです。そして、明日葉に特徴的なカルコンは10種類あるそうです。

そのカルコンの成分は、「キサントアンゲロール」、「4-ヒドロキシデリシン」と呼ばれるものです。この2つの成分が健康や美容に大変有効なのです。そして、この2つの成分を明日葉ほど豊富に含んだ植物は他にはありません。明日葉が青汁の材料として使われる最大の理由はここにあります。

また、明日葉はセリ科の植物なのですが、セリ科の代表的な成分である「クマリン」も含まれています。これもカルコン同様、非常に健康にいい成分です。クマリンの成分は「プソラレン」、「インペラトリン」、コロンビアナジン」、「セリニジン」などで産地によって成分構成が変わるそうです。

明日葉の成分表(可食部100gあたりの成分)

栄 養 含まれる量 単位
エネルギー 33 Kcal
たんぱく質 3.3
脂質 0.1
炭水化物 6.7
食物繊維 5.6
カロテン 5,300 μg
ビタミンB1 0.1 mg
ビタミンB2 0.24 mg
ビタミンB6 0.16 mg
ビタミンC 41 mg
ビタミンE 2.8 mg
ビタミンK 500 μg
葉酸 100 μg
パントテン酸 0.92 mg
ナイアシン 1.4 mg
ナトリウム 60 mg
カリウム 540 mg
カルシウム 65 mg
マグネシウム 26 mg
1 mg
リン 65 mg
亜鉛 0.6 mg
0.16 mg
マンガン 1.05 mg

注1)本成分表は、五訂増補日本食品標準成分表によります。

栄養表をご覧頂いてお分かりのように、明日葉はビタミン、ミネラル、食物繊維が非常に豊富であり、しかも大変バランスが取れています。これほど量と種類のバランスが取れた野菜は他にはあまりお目にかかれません。まさしく青汁にはもってこいの野菜と言えます。

例えば、明日葉の栄養分をお馴染の野菜であるキャベツと比べてみると、食物繊維は3倍、ビタミンAは106倍、ビタミンB1は2.5倍、ビタミンB2は8倍、ビタミンEは28倍も多く含まれています。ビタミンだけではありません。ミネラルも、カリウムは2.7倍、カルシウムは1.5倍も多いのです。間違いなく青汁の材料の中ではトップ中のトップクラスです。

3.明日葉の特徴と効能

この明日葉には色々な期待出来る効果があります。むろん、明日葉は薬ではありませんから、誰でも万人に効くと言う訳ではないでしょう。しかし青汁の材料として有名になるずっと以前からその効能が多くの人によって知られていました。その一部をあなたにご紹介致します。

◇ガンの抑制効果

カルコンの成分である「キサントアンゲロール」、「4-ヒドロキシデリシン」には、ガン抑制効果があります。「奇跡の明日葉」(ハート出版)によれば、マウスを使った実験では、明日葉のカルコンが、ガン発生の抑制作用があり、予防効果はむろん仮にガンに冒されたとしても身体全体に広がるのを防ぐ効果も分かったそうです。

カルコンにはガン抑制の他に高血圧の改善、糖尿病にも改善効果があることが研究の結果分かっています。また胃酸の出過ぎを抑えて胃の働きを整える効果があり、潰瘍の予防、改善効果も知られています。

またセリ科特有の成分であるクマリンもがん抑制の効果が確認されおり、カルコンと合わせてガン抑制効果を高めています。

◇抗菌作用

明日葉の葉や茎からでるカルコンを含んだ黄色い汁は虫さされや傷口の化膿どめなど、強い抗菌作用があることが分かっています。これは植物自身が持つ防衛機能による働きなのだそうです。

植物は動物と違って、その場所から動くことが出来ません。虫に食われても、細菌に襲われても逃げ出すことは出来ません。強風で折れたり、傷つくこともあります。人間を始めとする動物に踏まれたり、ちぎられたりすることもあるかも知れません。

そういった危機に、自分で自分のダメージを修復する、治す働きを持っているのです。その1つがカルコンと言うわけです。これは、他の植物で例えるなら松ヤニとかアロエの汁と同じ機能です。

明日葉の自己防衛機能がたまたま人間にも非常に効果的な抗菌作用だったということです。

◇便秘解消

明日葉には食物繊維も多く含まれており、ホウレン草の2倍もあります。食物繊維はそれ自体は栄養価はないのですが、腸内の有害な物質を吸収し体外に排出するという優れた働きがあります。

また、腸のぜんどう運動を刺激して便秘を防いだり症状を改善する働きもあります。ぜんどう運動と言うのは、腸の中で食べた物を前に進める運動のことで、縮んでは伸び、伸びては縮むを繰り返します。この運動が弱いと便秘の原因となります。

このように、食物繊維は腸のお掃除係のような有難い働きをしてくれるのです。便秘の解消は肥満予防や美肌効果にもなります。

◇胃潰瘍

胃潰瘍の直接の原因は胃酸が自分の胃まで溶かしてしまうことです。健康な状態では胃の内部には特殊な粘液が分泌されて胃酸から胃を守っています。それがストレスなどの緊張状態が続くと粘液の分泌が減ってしまうのです。

カルコンには胃酸を分泌しているプロトンポンプの働きを弱める効果があり、胃酸の分泌を抑え、胃潰瘍の予防や症状改善の効果があります。

◇その他

明日葉にはカルコンの他にもカリウムが豊富で血圧を低下させる働きや、βカロテンが細胞の老化を促進する活性酸素から体を守ってくれる働きがあります。

4.明日葉はこんな症状に効果があります

胃のむかつき、高血圧症、むくみ、便秘、アレルギー症、疲労回復、血行促進、抗ガン作用、潰瘍

以上、青汁の材料として有名な明日葉(あしたば)についてご紹介致しました。このスーパー野菜である明日葉を材料とした青汁は、私が選んだ「ふるさと青汁」もその1つです。明日葉の威力がどれほどのものか、あなたもぜひ私の体験記をご覧ください。


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人生初の青汁が、こんなに自分の健康を支えてくれるとは・・・

詳しい体験記はこちら⇒ふるさと青汁体験記

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