TOP健康常識ウソ?ホント?トップ>血液ドロドロ

血液がサラサラ、ドロドロ、と言う表現をよく目にします。テレビの健康医療番組などでは、実際に患者の血液の流れをモニターに映し出し、サラサラ流れているシーンと、ドロドロ流れているシーンを対比させたりしていますね。

では、実際にあなたや私の体の中で血液がサラサラになったり、ドロドロになったりするのでしょうか。『健康の新常識100』(サイエンス・アイ新書)によれば、私たちの血液が日常生活の中でサラサラになったり、ドロドロになったりすることは理論上あり得ないのだそうです。

血液の中の赤血球は、直径が8μ、厚さが2μほどの円盤状をしています。(1μは1/1000ミリ)そして赤血球は高い変形能力を持っており、血管が狭いところを通り抜けるときには形を変えて通過します。

例えば、血管の最も狭いところでは内径が2~3μしかありません。もしも赤血球が自在に変形する能力が低下すると、このような狭い血管を通過出来なくなります。この通過出来なくなった状態が血液粘度が増加した状態であり、「血液ドロドロ」と言えるかも知れません。

ただし、実際に赤血球の変形能力が落ちてしまうのは赤血球が老化した場合か、あるいは何かの重病になったときだけです。そしてそのようになってしまった赤血球は脾臓(ひぞう)などで破壊されてしまい、血液中を流れ続けることはありません。

すなわち、私たちが日常生活を送っている限りは、血液が本当にドロドロになることはありません。ただ、血液中のコレステロールや中性脂肪が増えすぎた状態を「血液ドロドロ」と表現して私たちがイメージしやすくしている感があります。

あなたもご存知の通り、血液中のコレステロールが増え過ぎると、血管壁にたまって動脈硬化の原因となります。あるいは血液中の中世脂肪が増え過ぎると脂肪細胞にたまって肥満の原因となります。

このように血液中のコレステロール、中性脂肪が増えすぎた状態は決して健康にはよくありません。こうした健康によくない血液状態を、いろんなメディアが私たちに「血液ドロドロ」と言う表現で伝えているのです。逆にコレステロールも中性脂肪も心配不要な健康状態を「血液サラサラ」と表現している訳です。実際の血液がドロドロしたり、サラサラしている訳ではありません。

なお、この「血液サラサラ」、「血液ドロドロ」と言う表現を悪用した詐欺が流行ったことがあります。高額の医療品や健康食品を売りつけるもので、本来「サラサラ」も「ドロドロ」もしていない血液を、顕微鏡での見せ方を細工して消費者をだますものです。

あなたは血液そのものは「サラサラ」も「ドロドロ」もしていないことを知って、決して詐欺にひっかからないようにしてください。コレステロールや中性脂肪の異常は血液検査を受けないと分かりません。インチキ検査でだまされないよう、ご用心ください。

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