TOP>青汁の材料となる野菜たち>しそ
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あなたも大好きな新鮮なお刺身。タイやハマチやブリに甘エビ。でも、そのお刺身をよーく見ると、そこにはあおじそが入っているはず。そう、お刺身の「つま」として使われるあおじそ。でも、あおじそはスーパーサブ、とんでもない名脇役なのです。あなた、ご存知でしたか?
1.しそはこんな野菜です
しそ科の植物で、原産地はミャンマー、ヒマラヤ、中国などです。日本に入ってきたのは薬用として8世紀から9世紀ごろに中国から渡ってきました。奈良時代にはすでに薬用に使われていたそうです。
しそはあなたもご存知、さしみの「つま」として使われています。しそには解毒作用や制菌(防腐)作用があるので、生ものであるさしみに添えられるのは理にかなっています。そして、しそには健康にいい成分が多く含まれているので、出来れば残さず食べた方がいいですね。
2.しその主な成分
しその主な成分は下の表の通りです。ビタミンB1、B2、C、そして鉄、カルシウム、リンなどのミネラルを多く含み、特にβカロテン(ビタミンA)の含有量は野菜の中でもトップクラスです。この他、リノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸も含まれています。
しその成分表(可食部100gあたりの成分)
栄 養 | 含まれる量 | 単位 |
エネルギー | 37 | Kcal |
たんぱく質 | 3.9 | g |
脂質 | 0.1 | g |
炭水化物 | 7.5 | g |
食物繊維 | 7.3 | g |
カロテン | 11,000 | μg |
ビタミンB1 | 0.13 | mg |
ビタミンB2 | 0.34 | mg |
ビタミンB6 | 0.19 | mg |
ビタミンC | 26 | mg |
ビタミンE | 3.9 | mg |
ビタミンK | 690 | μg |
葉酸 | 110 | μg |
パントテン酸 | 1 | mg |
ナイアシン | 1 | mg |
ナトリウム | 1 | mg |
カリウム | 500 | mg |
カルシウム | 230 | mg |
マグネシウム | 70 | mg |
鉄 | 1.7 | mg |
リン | 70 | mg |
亜鉛 | 1.3 | mg |
銅 | 0.2 | mg |
マンガン | 2.01 | mg |
注1)本成分表は、五訂増補日本食品標準成分表によります。
上の成分表からもお分かり頂けると思いますが、しそはビタミン、ミネラルが豊富です。しその成分をお馴染の野菜であるキャベツと比べてみましょう。食物繊維が4倍、ビタミンAは220倍、ビタミンB1は3倍、ビタミンB2は11倍、ビタミンEは39倍も多く含まれています。
また、ミネラルもカリウムが2.5倍、カルシウムが5倍、マグネシウムも5倍多く含まれています。ただし、だからと言ってキャベツがダメな野菜ではありませんから、誤解のないようにお願いします。ビタミンCはキャベツの方が多いし、何よりしそをキャベツと同じ量だけ食べることは難しいですよね。
3.しその特徴と効能
しその独特の香り成分であるペリルアルデヒドには制菌(防腐)作用や解毒作用があります。また、胃液の分泌を促し、食欲を増進させたり、胃を丈夫にする作用があります。この他にも発汗、利尿作用、せきやたんにも効くので風邪薬としても有効です。
しそに含まれるリノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸は、脳卒中や動脈硬化の予防効果があることが知られています。また、ルテオリンと言う成分も含んでおり、喘息、アトピーなどのアレルギー症状に効果があります。
4.しそはこんな症状に効果があります
花粉症や気管支喘息の改善、抗ガン作用、貧血・食中毒の予防、食欲増進、血行促進、疲れ目の改善など。
いかがですか?しそを刺身の「つま」だけで終わらせるのはもったいないでしょう?
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